パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

37 語学勉強との距離感

1年目の思い出 37

全てが初めての環境で、毎日緊張しながら生きていくのは心に負荷がかかるもので、早いうちにフランスの生活に馴染めるようにフランス語の勉強を頑張るけれど、その勉強自体が自分でも気付かないうちにストレスになっていた時の話。

一日何時間勉強する?

外こもりの生活

 街を歩くだけでも、何か居心地の悪さを感じるほど、フランスに慣れていない自分は、スーパーでただ単に買い物したりするだけで緊張してしまうし、電話はかけるだけで前日から憂鬱で、結局うまくいかなかったり、不意に話しかけられてもオロオロするだけで、自分自身に歯痒く、常に情けなさを感じるのは、まだ若いとそんな自分も受け入れやすいけれど、30歳を過ぎて今更、自分の嫌な部分と向き合うのはより骨が折れるものだと思う。

 いち早くフランス生活に馴染む為に、フランス語の勉強を頑張ってはみるが、あれだけ覚えた単語は翌日にはほとんど忘れてるし、何言ってるんだかさっぱり分からず、この先これが聞き取れる訳が無いと絶望的になる。語学学校でも、授業についていくのが精一杯で、分かった振りしてお茶を濁す日が続くと、自分でも気付かないうちにストレスが溜まって、「もう、フランスに関わるもの、フランス語で書かれたもの何もかもを見たくも聞きたくもない!」と爆発して、しばらく学校をサボり、家に引きこもるようになった。

   そんな状況を打開できたのが、深夜の散歩とよく眠ることで、本当にびっくりするくらいによく歩いたし、よく眠れた。歩いていると自分の頭の中を整理できて、どうしようもないイライラを感じずに済むし、寝るのもきっと体にも心にもいいんでしょう。その間は何も考えずにいられるわけだから。

 そうしてフランス語との距離を少し開けてると、あれだけ憎かったフランス語を再びやってみようという気になれて、久しぶりに本を開けてみると前にあれだけ覚えられなったことがすんなり頭に入ってくるのだから不思議。あまりにストレスをかけて集中的に勉強するのも考えものだと知りました。語学習得の道は長いので、先を急ぎたくなる気持ちは痛いほど分かるけれど、言っても先は想像以上に長すぎるので、その圧倒的な道のりに怖気付くか、息が続かないのが普通。それなら適度にペースを落とすか、少し休んでみるのがフランス語への上手な付き合い方かなと今になって思います。